岡山 備前・旧閑谷学校に見えザル?木
見える?
見えザル?
国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)で、今年のえと申(さる)の形をしたヤブツバキが話題を呼んでいる。
“サルに見える木”があるのは、約400本のヤブツバキが並ぶ「椿(つばき)山」の参道(約100メートル)の中ほど。木の幹にある穴が顔を、幹の膨らんだ部分が足を思わせ、まるでサルが木の上で休んでいるよう。来場者は「いる、いる」と歓声を上げたり、「似てるね」「面白い」と記念撮影したりしている。
盛んにシャッターを切っていた男性(73)=岡山市北区=は「サルがこっちをうかがっているようで面白い。良いものを見られたので、元気に過ごせそう」と笑顔だった。
同学校を管理する顕彰保存会によると、昨年11月下旬に史跡の案内をしていた職員が偶然発見したという。椿山の奥には、同学校を創設した岡山藩主池田光政の遺髪や爪などを納めた供養塚「御納所(ごなっしょ)」がある。同保存会は「光政公が好んだとされるツバキに、今年のえとのサルに見える木が見つかったのは縁起が良い」と喜んでいる。
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備前・旧閑谷学校に見えザル?木 岡山
岡山 備前・旧閑谷学校に見えザル?木
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