岡山  大原美術館 ポップでカラフルに


大原美術館(倉敷市中央)の建物をキャンバスに見立て、多彩な色柄のマスキングテープなどで装飾する作業が行われている。JRグループや岡山県などによる大型観光企画「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」(4?6月)の協賛企画で、28日に完成予定。歴史ある美術館が、ポップでカラフルなたたずまいに変身し、観光客や美術ファンを出迎える。
 ギリシャ神殿風の本館の柱や外壁をはじめ、代表収蔵品のエル・グレコ「受胎告知」の展示室、分館の屋根などを装飾。ピンク色のドット、青色のしま模様、鮮やかな黄緑色…といった柄のマスキングテープや樹脂シートで覆う。
 工業用品だったマスキングテープを、おしゃれな文具・雑貨として進化させた粘着テープ製造・カモ井加工紙(倉敷市片島町)が企画した。倉敷を代表する美術館との“ご当地コラボ”を、同社広報担当の高塚新さんは「双方の魅力を引き立てられれば」と説明。大原美術館の藤田文香さんは「お堅いイメージを持たれがちな美術館だが、明るく楽しい場所だとアピールすることで、新たなファンを増やしたい」と期待する。
 装飾の公開は29日から7月3日まで。同キャンペーンでは、JR倉敷、岡山駅などもマスキングテープ柄で彩られる。